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保険システムの形成1

現代の保険制度に類似するシステムは古くは紀元前のメソポタミヤ地方において遠方との交易に携わった行商人が財産などを担保に金融業者から商品買い付けの代金を借り入れて、交易の成功時には元金に利息を付けて返済する一方、交易の失敗時には担保のみ没収される仕組みがすでに存在していました。
その後、当時の東西交易の重要な経路であった地中海の洋上貿易に同様のシステムが取り入れられて、貿易業者は金融業者から積荷などを担保に資金を借り入れ、貿易に成功すれば元利金に高い利息を付けて返済し、貿易が失敗すれば元利金返済は免除されることになっていた海上貸借という危険回避の方法が発達し、現在の海上保険の原形が出来上がっていたと見ることができるということです。
やはりリスクが存在するところ、それを回避する方法を人間は考えるものだということなのでしょう。リスク回避の方法は我々が現代において用いている保険という方法と原則的には変わりがなかったのです。


posted by mabou at 04:00 | 保険の歴史

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